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転職した初日にこの職場は無理だと思ったら…辞めるのもアリな理由

2020 1/05
転職した初日にこの職場は無理だと思ったら…辞めるのもアリな理由

たまに自分の働いている職場に、入ってきて1日で来なくなる人がいるのですがこれって英断だと思います。

私の職場が超ブラックだからとかそういうわけではありません。

そういう意味ではなくて、この仕事・職場は合わなさそうだなと思った翌日には出勤しない選択をする。

この決断力と実行力がすごいと思うのです。

 

真面目な人は損をする

真面目な人は1日目でこの職場は微妙だなと思っても、もう少し様子見ようかという気になりますよね。

で、頑張ってみたもののやっぱり無理だと2,3か月で辞めることになります。あるいは嫌々働き続けて消耗するか。

 

どんなにいい仕事、職場でも人によって合う合わないがあります。自分に合わない場所で頑張るのははっきり言って無駄なので、合わなさそうだと思ったらたとえ初日でもきれいさっぱりと辞めてしまうのは賢い選択です。

 

仕事で大事なのは、がんばること自体ではなくてよい看護を提供すること

日本人である私たちは努力すること自体に価値を置いているために、不得意なことや嫌なことから逃げずに努力するのがいいことだと信じています。

でも仕事は誰かに自分の頑張りを認めてもらうためにするのではありません。

看護師の仕事で大事なのは、頑張ることでまわりから認めてもらったり誰かに気に入ってもらうことではなくて、患者さんに看護ケアをして、医療を安全に受けてもらうことです。

その看護師が頑張ってるか頑張ってないかは、本来はどうでもいいことです。

 

なので自分に合わない場所で自分の体や心をむしばまれながら頑張って働くよりも、自分に合う場所で楽しく働けるならそのほうがいいし、苦手なことに取り組んで努力で人並みに持っていくよりも、最初から得意なことを仕事にするほうがいいです。

要は楽をしてもいいってこと。

合わない職場で余計なエネルギーを消耗するよりも、自分に合う職場で余裕をもって働くほうが、いい看護ができたりするものです。

 

自分の直感を信じてみる

昔、私の弟が苦労してやっと就職した会社をたったの2日で辞めてきたことがありました。

「自分には向かない仕事だったから辞めた」なんてあっさり言うのを聞いたときは、仕事を軽く見すぎている!ありえない!と開いた口が塞がらない状態でした。が、その後就職した事は続いています。仕事で嫌なことがあるとすぐに辞めてしまっていた弟でしたが、そんな人にも合う職場はやっぱりあるものだなとしみじみ思いました。あの時辞めて正解だったのかなと今では思います。

自分のことを一番よく知っているのは自分です。それにその職場を肌身で感じたからこそわかることもあるはず。まわりの言うことよりも、自分の「おかしい」「なんかやだ」という直感を信じてみるほうがいい結果を招くこともあります。

 

それにたった1日で辞めたいと思うにはその人なりの理由があるはずです。例えば最初に聞いていた労働条件と違っていた。上司がものすごく嫌な人だった、など。

そういう理由があるならそれを大事にしていいと思います。1日で無理なら今後も続けるのは苦行でしかないし、どの道いつか辞める仕事なら早く見切りをつけて自分に合う職場を探すために労力を使うほうがよっぽどいいです。

 

入って2,3日くらいなら社会保険の手続きがまだの可能性がある

仕事を辞める時に一番気になるのは、職歴が汚れることですよね。

転職する時に履歴書に職歴が多いと、この人はすぐに辞めてしまう人なのではないかと勘繰られて不利になることがあります。

そんなことが気になる人に朗報!

入って2、3日なら社会保険の手続きはおそらくまだです。まだ社会保険手続きをしていないうちなら、その会社、病院で働いたことは誰にもわからないのでなかったことにできます!ちょっとせこい考えですけどね。

社会保険や雇用保険の手続きをしてしまうと、そこで働いたことは保険の記録として残るので次の職場にばれてしまいます。なので社会保険に加入していたなら試用期間中の退職でも履歴書に職歴として書いたほうがいいという考えが一般的で、そうなると転職の時に面接で辞めた理由を聞かれたりと、面倒なことになりますよ。

 

というわけで、初日で辞めたいと思った場合、早く辞めてしまうのがおすすめです!

 

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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