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転職ってどんな方法があるの?看護師の仕事探し【7つの方法】を解説

2020 5/03
転職ってどんな方法があるの?看護師の仕事探し【7つの方法】を解説

転職と言えば転職エージェントを利用する方法が主流になりつつありますが、仕事探しの方法は他にもあります。

どんな方法があるのか、メリット・デメリットを紹介します!

目次

Webの転職サイトで検索

ネットで検索。転職を考えたときにまずするのがこれですよね。

検索すると転職サイトがたくさん表示されます。その転職サイトから施設に問い合わせ、見学したり面接に進んでいく方法です。

転職エージェントとの違いは、コンサルタントが間に入らずやりとりはすべて直接自分ですることです。

メリットは

求人数が多い
無料登録すると定期的に求人情報がメールで送られてきて最新情報を得られる
エージェントからのしつこい連絡がなく、自分のペースで活動できる

デメリットは

応募先とのやりとりは自分で行い、サポートサービスはない

ということ。

エージェントに急かされることなく、気になる求人が見つかった時に応募することができます。

向いている人

転職を急いでない人
いい求人があれば転職したいと考えたい人
自分のペースでじっくり転職先を選びたい人

あてはまるのはこちらのサイトです。

とらばーゆ看護

コメディカルドットコム

エージェントを通さない転職サイトは昔より減ってきているような気がします。

自分で直接応募する

気になる病院、施設、クリニックのホームページから直接応募したり、求人雑誌、新聞の求人欄、街中の求人ポスターを見て応募する方法です。街を歩いていると案外、病院や施設の前に求人のポスターが貼られていたりします。

求人側からするとそういう方法で直接応募してきてくれるのが一番お金がかからず、ありがたい方法です。この方法での転職は

応募したい病院、施設が決まっている人、転職回数が多い人、経験が浅い人

におすすめです。

転職エージェントから紹介された人を採用すると、病院側は紹介料をエージェントに払わないといけません。せっかく採用した人がすぐに辞めてしまうと損なので、転職回数が多くてすぐに辞めそうな人は、病院側は採用しない傾向が強いです。
転職歴が多い人は転職エージェントを利用するよりも、直接応募するのがおすすめです。

自分で求人を探す場合のデメリットは

自分の見聞きできる地域の情報しか集められない
内部情報がわからない
検索、応募、面接まですべて自分で転職活動しないといけない

ということ。引っ越し先で就職を探している人は、ネットのほうが便利です。

みんな知ってるハローワーク

誰もが知っているハローワーク。全国にあり、地域の求人情報を取り扱っています。

ハローワークに求人を出すのは無料なので、求人数が豊富なのが特徴です。

窓口で就職相談を受けたり、職業訓練を受けることもできます。

あらゆる業種の求人がある
失業保険の手続きのついでに利用できる
クリニックなど小規模施設の求人情報を得やすい

です。

ただ、公的機関が運営するためサービスの利便性はイマイチ。求人画面が見づらく、求人情報には必要事項しか書かれていないので、膨大な求人数の中から条件に合う求人を探すのがなかなか大変です。

ハローワークの看護師版。ナースセンター

ハローワークの看護師版です。看護協会が運営しています。

病床数の少ない小規模病院・施設やクリニックの情報が豊富です。

ナースセンターは求人掲載料が無料なので、転職サイトには載っていない掘り出し物の求人情報があるかもしれません。

向いている人

希望条件がはっきり決まっている人
ブランクのある人
現在仕事をしていなくてじっくり探せる人

です。

ナースセンターの特徴は、 スタッフがみんな元看護師ということ。そのため、転職エージェントのような履歴書の書き方や面接対策の転職サポートはありません。

どんな仕事がしたいのかどんな職場がいいのか、相談しているうちに明確になっていく、という体験も期待できないです。なので最初から「こういう仕事がしたい!」と条件がはっきり決まっている人におすすめです。

手続きに手間がかかる

個人的には求人検索画面が使いづらい印象です。民間の転職サイトと比べると、見やすさ・使いやすさ・サービスの質、すべてにおいてイマイチ。

ナースセンターを通して応募するには紹介状を発行してもらう必要があるのですが、これにかかる時間がなんと、

1週間!

早く仕事先を見つけたい人にとってこのタイムラグはかなりやきもきします。 利用するにも看護師免許番号の届け出が必要など、手続きに手間がかかります。そのため

今現在働いていて、ゆっくり求人を探す暇がない!という人には使いづらい

です。一方で、 看護技術の講習をしていたりと再就職支援もしているため、

ブランクのある人にはおすすめ。

知人・友人の紹介

知り合いが楽しそうに働いているようなら、紹介してもらうのもいいです。

病院によっては紹介制度があり、紹介した人・された人が紹介料をもらえることもあります。

メリットとしては

すでに働いている人からの紹介なので、採用されやすい
内部情報に信頼性がある

職場に知り合いがいると安心感もあります。しかし一方で

辞めづらい
人によっては紹介者の顔を潰さないようプレッシャーを感じる
働きやすい職場かどうかは感じ方による

このようなことにデメリットを感じる人もいます。

知り合いが楽しそうに働いていても、自分が合うとは限りません。部署が違えば人間関係も違います。

また仕事に求める条件も人によって違うので、話に聞いていたようないい職場ではなかったと思うこともあります。

転職で失敗したくない人におすすめ。紹介予定派遣

「紹介予定派遣」って知っていますか?

あらかじめ決められた期間派遣社員として働き、

雇う側が、今後もこの人に働いてもらいたい
働く側が、ここなら続けられそうなので働きたい

と双方の意思が合致したときに、正職員になることができる制度です。メリットは

転職失敗を防げる
嫌だと思ったらすぐに辞められる
もともと派遣で期間ありの雇用なので、辞めてもマイナス印象にならない

ということです。 お試しで働くことができるので転職で失敗する心配がないのはかなり大きな安心感です!

私はこの紹介予定派遣は、採用する側・働く側お互いにリスクが少なく、とてもいい制度だと思います。

採用する側は雇ってみて問題のある人だった場合、正職員として採用する必要がありません。

また働く側としても「思ってたのと違うから辞めたい」場合、正職員だと退職しづらいです。

履歴書にも職歴として当然残るので、次に転職する時なぜ退職に至ったのか理由を考えておかないといけないです。退職理由は下手に答えるとマイナス印象を与えてしまうため、上手な理由を考えるのは意外と難しいです。

ですがもともと派遣として期間限定で働いていたなら、辞めた理由を考える必要はありません!3か月や半年で辞めたとしても、マイナス印象を与えることもないです。

なのでとてもおすすめな転職方法なのですが、デメリットは残念ながら

紹介予定派遣を取り入れている病院・施設が限られている

ということです。紹介予定派遣が気になる方は、派遣会社にまずは登録が必要です。

看護のお仕事派遣

「看護のお仕事」は関東・東海・関西の都市部に強いです。

MC─ナースネット

「MC-ナースネット」は全国展開で地方にも対応、ツアーナースや単発もあります。

転職エージェントを利用する

今どきは転職と言えばこれ。利用は無料、登録すると担当のコンサルタントがついて履歴書添削してくれたり、あれこれとお世話をしてくれるサービスです。

転職エージェントはの強みは何と言っても、

  • 面接のコツを教えてくれたり履歴書添削をしてくれる
  • 給料アップなど条件交渉もしてくれる
  • 面接で失敗しても担当者に猛プッシュをかけて採用にこぎつけてくれる

転職するためのサービスが充実なのが特徴です。

さらに内部情報を持っているので、残業がどれくらいあるのか、有給はとりやすいのかなどの情報も聞き出せます。上手に利用できたら強い味方になります。メリットは

膨大な情報の中から自分の希望に合う求人を選んでくれる
履歴書添削サービスや面接日程調整など、サポートが充実
内部情報が豊富
給料などの条件交渉をしてくれる

たくさんのメリットがあります。しかし一方で、

強引に転職を勧められることがある
希望に合わない求人を紹介されることがある
大学病院などの大規模施設、クリニックなどの小規模施設などの求人には弱い

エージェントは看護師を転職させることで利益を得るので、時々強引に転職させようとしてるように感じられることがあります。

転職エージェントがどういうものなのか、特徴をよく知って上手に利用するといいでしょう。

いろいろ紹介しましたが、転職を考えたときは一つではなくて、いろんな方法を組み合わせて探すのがおすすめです!いい職場に出会えるといいですね。

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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