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こんなこともするの?看護師になってみてわかった意外な仕事

2020 5/01
こんなこともするの?看護師になってみてわかった意外な仕事

看護学生には看護技術の授業があります。

バイタルサイン測定、清拭(体を拭くこと)、洗髪、車椅子移乗、温罨法・冷罨法、体位交換、無菌操作、採血、筋肉注射…etc

血圧を測ったり採血や注射はいかにも看護師~ってイメージありますよね。

でも中には看護師ってこんなこともするんだ?と驚くようなものもありました。

例えば洗髪です。

看護師って洗髪なんてするんだ

これは意外でしたね~

たまに患者さんの髪を洗っていると

「看護師さんってこんなこともするんだね。びっくり~」

なんて言われますが、私も看護師になるまで知りませんでした!

医療系のドラマで看護師が患者の髪を洗うシーンなんて出てこないですもんね。地味すぎて。

ドラマで目にするカッコいい看護師のイメージとはちょっと違って、リアルな看護師は患者さんの体を清潔に保つのも大事な仕事のうちです。

看護学校には洗髪台があります

看護学校の実習室には洗髪台がありまして、洗髪の技術試験もありました。

なので美容師さんみたいに髪を洗う練習をよくしてました。

技術試験では耳の中にお湯が入ると一発アウトになります。

みんな試験にはちょっとひくほど真剣なので、試験で不利にならないように髪が長くて洗いにくい人はペアとしては敬遠されたりします。

嫌われてる人は「あいつとはペア組みたくない」なんて陰口言われて関係がギスギスするのも看護学生あるある。

ベッド上安静でシャワー浴ができない患者を想定して、ベッド上で髪を洗う練習もありました。

ペットボトルみたいなシャワーボトルにお湯を汲んで頭を洗うやつです。

私はこれが苦手で、「ベッド上で洗髪とか、そんなこと実際するの?」と学生時代疑問に思ってたんですが

実際の現場でもわりとよくやります

こんなやり方するの学生のうちだけでしょ~なんて馬鹿にせずしっかり練習しときましょう!

トイレ介助

看護師としてはもはや当たり前のトイレ介助ですが、私は現場に出て驚いたことの一つです。

普通トイレって限りなくプライバシーなスペースです。

中国の公衆トイレはドアも仕切りも個室も何もなくて、隣の人がトイレしているところが丸見えらしいですが、そんなのありえないですよね。

誰かに見られたりトイレに入ってこられたりが許される場所では決してないです。

でも看護師って、おじいさんおばあさんがトイレに入ってるとき普通に「大丈夫~?」なんて覗いたりします。

なんだったらこけないように一緒にトイレの中に入って、用を足しているところを隣で見守りしたりします。

私はこれ、最初ものすごく抵抗あったんですが看護師の皆さんどうなんでしょう?

必要性はわかるんです。トイレって転倒リスクがものすごく高いし。

でもね~いまだにちょっと抵抗あるんですよね。自分だったら嫌だなって。

が!

ある時トイレ介助で、転倒リスクがそこまで高くない人なので「終わったら呼んでくださいね~」と退室しようとしたら、

「なんで出るの?すぐ終わるからそこで待ってたらいいのに」

って言われたことがありました。逆にものすごく衝撃でした。

意外と高齢の患者さんは気にしてないぞと。

ちなみに女性の患者さんでした。

自分が嫌だから相手もきっと嫌だろうってのは思い込みなんですね。勉強になりました。

他には・・・

看護師になったら字を書くのが早くなりましたね!(看護技術ではない)

そして歩くのが速くなりました!

新人が「で?今何しようとしてるの?今何をどう考えてそうしようとした?根拠は?」と怖い先輩に厳しく詰められてるのを見ると、実習や新人時代を思い出して動悸がするように・・・(看護技術ではない)

話が完全にずれてきたのでこのへんで!

では!

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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