はじめまして。シングルマザーとして看護師を復帰して約8年になる、みっこです。
勤務体制は基本週4~5日のパート勤務です。
今回は「ドック検査室での仕事内容」をお伝えしたいと思います。
人間ドック検査室で働く看護師とは?
なぜ、ドック検査室を選んだか?
私の場合は、前の職場がかなりハードで残業も多かったからです。
それと採血が得意だったので、その技術を活かしたいと思いました。
仕事探し。意外と人気な「人間ドック」のお仕事!
早速、看護協会さんに登録して相談しました。
わりと人気な部署らしくなかなか見つかりませんでした(汗)
もちろん看護師協会以外にも複数の転職サイト(看護roo、マイナビ看護師、ナース人材バンク、看護のお仕事、ナースではたらこ)にも登録していましたよ!
ちなみに就職先が見つかるまではMCナースネットに登録して単発で看護師のバイトをしていました。
待ちに待った、採用決定!
半年経って、看護協会さんから連絡がきました。
そして大手病院のドック検査室のお仕事をさせていただくことになりました。
人間ドック検査室の仕事内容
人間ドック検査室の勤務体制
私の勤めていたドック検査室のスタッフは保健師1名、看護師2名(正社員1名とパートの私です)、そして事務員さん3名の合計6名です。
医師は1名。利用者さまは1日平均10~15名ほどになります。
人間ドック検査室の仕事内容
看護師の仕事内容はこちら。
問診、採血、糖尿病負荷試験、血圧測定、聴力検査、眼圧測定、身体計測、オプション検査(胃カメラ、大腸ファイバーなど)の説明、婦人科健診へのご案内、医師の診察補助
その他、パソコンを使って健診データの入力や医師のコメントに誤字などはないかのチェックです。
また、予約をパソコンに入力したり、健診データの発送(印刷、封入、封かん作業)などの事務作業も多いので座ってできる仕事も多いです。
立ち仕事は少ないので体力的な負担はなかったのですが、どうしても看護業務よりパソコンとにらめっこする時間が長くて眼精疲労と肩こりが、つらかったですね(汗)
隙間時間を見つけては、院内を歩いて息抜き&ストレッチをしていました(笑)
ドック検査室で大変だと思う仕事
私がドック検査室でいちばん苦労した事は、電話受付です。
15年間看護師業務しかした事がなかったので電話応対は初めてで、企業様の名称や健診内容が聞き取れなかったりと事務員さんに助けてもらっていましたね。
でもいい経験になりましたよ。
ちなみに春と秋は予約が殺到します。コールセンターかと思うくらい…(笑)
あと膨大な数の企業様、個人様の健診を扱うので、企業の健康保険組合によって健診内容が違います。
電話予約とともに企業ファイルから健診コースや内容、オプションの有無をお伺いして確認し予約を入れます。
受診人数が多い場合などは後にFAXで送られてきます。
そしてさらに、私の勤めていた病院では年末に職員健診があるので一般健診と同時進行でかなり多忙でした。
ドック検査室で働くメリット
- 落ち着いた環境
- 自分のペースで仕事ができる
- 有給を取りやすい
- 仕事と家庭を両立しやすい
ドック検査室は予約制なので一般外来のような慌ただしさもなく落ち着いた環境でした。そのため、比較的自分のペースで仕事もできますね。
私としては希望通りの環境でとても働きやすかったです。
あらかじめ多忙期は分かっているので有給希望も取りやすくプライベートの時間も充実できますよ。
「仕事と家庭を両立させたい」と考えている主婦の方にもおススメします。
そして健診業務はほぼ午前中に終わるので、私の勤めていた部署ではお昼からはたまにお茶したりおしゃべりしていましたよ(笑)
の~んびり、健診データを封筒に入れて宛先の印刷、発送の準備ですね。
もちろん発送日数までに余裕がある時だけですけどね(笑)
ドック検査室で働くデメリット
- 看護技術を使わない
- スキルアップはできない
採血以外技術を必要とする看護業務がないので、ハッキリ言って経験が積めません。
看護師としてのスキルアップを望みたい方は、やや物足りないかもしれませんね。
「ちょっとドック検査室体験してみたいな~」くらいの気持ちでいたほうが私の意見としては楽だと思います。
あとは「短期」「単発」で経験してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ☆
人間ドックを受けに来られるのですから「患者」ではありません。
受診に来られる方は基本的に健康な方である「お客様」です。
そのため、最近ではより良いサービス・そして丁寧な接遇が求められています。
看護技術はもちろんのこと、利用者さんに気持ちよく健診を受けていただくために私自身も言葉遣い、身だしなみ、立ち居振る舞いなど、この人間ドック室勤務を通して自然と身に付くことができました。
ひとりひとりじっくり関わりたいと思っている看護師さん、いかがでしょうか?
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