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退職は「逃げる」ではなく「適切な場所」を見つける。起業のため退職したナース

2020 5/01
退職は「逃げる」ではなく「適切な場所」を見つける。起業のため退職したナース

私は今年で看護師歴19年目になります。

私の出身は沖縄の石垣島で、高校を卒業後は大阪に在住しています。

見た目も中身もあんなに田舎者だった私が、泣きながら先輩の指導にも耐え、よく看護師を辞めずにここまで頑張ってきたなぁーとしみじみ思います。

ちなみに18歳で初めて大阪の地を踏んだ日は、ビートルズのような髪型に、恥ずかしいほど鮮やかなオレンジ色のフリースを着ていた事を今でも覚えています(笑)

そんな田舎育ちのせいなのか、看護師の世界は今でも息苦しさを感じます。

特に病院では、どうしても急性期勤務のナースが偉い!!みたいな雰囲気があり、慢性期に勤務している時は、周りの看護師や医師からも認められていないように感じ、自分に自信が持てずにいました。

目次

急性期病棟はカースト制?!

その後、急性期病棟の勤務になりましたが、そこで目の当たりにしたのが…『部署内の看護師カースト制度』です。(私が勝手に名付けているのですが…)

学生時代にもあったじゃないですか!!

目立つグループが仕切ってるみたいな!!

みなさんの職場にはないでしょうか?怖い上司や、仕事ができるナースをトップに、医師に色気を出すナース、若くて可愛いく、医師に好かれるナースが上層を占めている現状が…

仕事を真面目に丁寧にしてれば評価してくださる方もいましたが、それだけでは人数の多い病棟の中では、ただただ影の薄い存在になります。

急性期ならではの重圧もある中で、

(なぜこの先輩はスタッフに笑顔もなく、怒った様子でしか指示できないのか…。)

(夜勤の業務は置き去りで、いつまでドクターと喋ってるねん!!結局最後はその業務を周りのスタッフがフォローせなあかんやん!!)

などと私は不満が多かったです。ただの妬み嫉みと言われれば、そうかもしれません。

その後も気持ちが癒される事はなく、私は急性期には向いていないと痛感し、訪問看護の方へ異動しました。

訪問看護へ異動して自分の居場所をみつけた・・・が!?

急性期にいる時は眉間に深いシワができていましたが、今ではすっかりなくなりました(笑)。

あのままあの部署に残っていたら、いつかはカーストの上の方に行けたかもしれませんが、(←いけてない率が高めですが笑笑)だけど今は、日々私らしく生きてるなと自信を持って言えます。

どんなにいい職場にも多少なりとも不満はあると思いますが、もし職場の人間関係に悩んで転職を考えておられる方がいらっしゃるなら、絶対自分らしさを出せる場所で働く事をオススメします。

特に私のようにメンタルがあまり強くない方は、きっと体調不良や鬱になりかねないくらい、ストレスがハンパないと思うんです。

私はそれを”逃げる”と思わず、”適切な場所を見つける”のだと思います。

看護師が起業を決意!

ようやく自分の居場所を見つけ、やりがいを持って働いていたのですが、捻くれ者の私はまたまた不満を抱いてしまいました(笑)。

今回は人間関係ではなく、仕事内容や制度に対してです。色々悩んだあげく、一念発起し起業を決意しました。

さっそく退職の意向を上司に伝えた所、応援してくれるのかと思いきや、全否定されました…。

無理、やめときなさい、考えが甘い…。

もうそんな事は聞き飽きました。嫌気がさします。

今では噂があっとゆーまにまわり、あたしは”40歳で夢を追いかける危ない人間”のレッテルを張られました〜(涙)。

確かに準備不足を指摘されても仕方ない部分もありますが、看護師は雇われるだけやないんだと、証明してみせます!

そして無理だったらきっぱり諦めて会社員に戻ります(笑)

辞めても必ず戻れるという資格がある事はとても有り難い。だからこそ色々チャレンジできる事もあると思うので、周りと同じような看護師人生に縛られる事なく、柔軟に生きていきたいなと思います。

みなさんの中にも、不満を抱きながらも家族、子どもの為と一生懸命働いている方が多いかと思います。

安定した仕事であり、定年まで働き続けるべきだと思う人がほとんどだと思いますが、本気でやりたい事があるなら、ぜひ一歩踏み出しチャレンジして、自分の人生を楽しく、豊かにして下さい。

私は応援しますよー!!それでは、明日からもお互い仕事頑張っていきましょうね〜!!

この記事を書いた人

ニックネーム こまじろう
趣味、特技  沖縄三線、手相占い、
時々ラップバトルの作詞(笑)

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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