新卒看護師の就職先選び、どうしてますか?
たいていみんな、看護師としての経験を積んで勉強するために、大きな急性期の病院を選びますよね。
今回は、「新卒で大学病院を就職先として考えている人」向けの記事です。
実際に新卒で大学病院に就職した看護師さんに、どんなことがよかったと思うか書いてもらいました!
新卒で大学病院に就職してよかったこと
新卒で働く職場は看護師としての基礎ができる職場です。
大学病院で今辛くてやめようと思っている方。
新卒で入職する職場どうしようと思っている方。
私は新卒は大学病院へ就職しましたが、大学病院を選んでよかったと思っています。
今回は新卒で大学病院で働いてよかったことや大学病院での体験談を記事にしました。
大学病院で働いてみて
「新卒のうちは大学病院がいい」
「大学病院は勉強になる」
などと言われて大学病院に入職しました。
実際に新卒から大学病院へ入職して3年間働いて感じたことは「新卒は大学病院でよかった」ということでした。
理由は環境が整っており、勉強しやすい環境だからです。
教育に力を入れている
大学病院は勉強する場が整っています。
私の働いていた大学病院では
- 病棟で勉強会の企画
- 必ず参加しないといけない講習
- ケーススタディの発表
こうしたものが毎年ありました。他にも看護師の経験年数に合わせた研修が数回ありました。
大学病院では教育に力を入れていることが多いです。
先輩によって指導内容が違うこともなく、同じように指導をしてくれます。
正直毎日の仕事内容に加え、勉強会を開くために資料を用意したり、勤務時間外に講習に参加するのはとても大変でした。忙しい業務と重なると辛くてやめたくなりましたが、こうした勉強する機会があったからこそ成長できたと思います。
1年目をサポートしてくれる
教育に力を入れているところが多いと聞きます。
私の働いた大学病院でも新卒用の研修がたくさんありました。座学から演習まで入職3ヵ月ほどは特に多かったです。
業務では先輩がサポートしてくれて、勤務後には振り返りをしてくれたり、どこを勉強すればよいかなどのアドバイスをしてくれます。
年齢の近い先輩の存在がいる
日ごろの業務はもちろん、メンタル面を支えてくれたのも先輩の存在でした。
次の日の受け持ちの看護のポイントを教えてくれる先輩もいたり、メンタル的にもサポートをしてもらいました。業務以外でも年齢が近い先輩がそばにいてくれて、サポートしてくれるのはとても心強かったです。
新卒時代は大学病院へ入職する人も多く、年齢の近い先輩が多くいることも大学病院のいい点だと思います。
守られる環境である
老健との比較になってしまいますが、大学病院はかなり守れている環境だと思いました。
- 医師が在中している
- 看護師の責任者がいる
- 資材・マニュアルが充実している
このように事故を起こす要因が少なくなるようになっているからです。
病院で守ってくれる
老健では医師は必ずいることもないですし、看護師の人数も少ないため、自分で判断することが多いです。
大学病院で働いていれば、こうした不安を少なくすることができます。
こうした点だと何かあったときに医師や上司に守ってもらえるのは、安心して業務ができると思いました。
資材が最新である
- 事故防止するための点滴用の針
- 点滴が急速投与にならないように輸液ポンプ
- 感染対策された点滴の接続部
大学病院ではこうした物品が充実しています。
老健はもちろん、他の病院では扱っていないことが多いです。
今後はこうしたものがどんどん導入されていきますし、こうした最新の物品を使うことで、針刺しや急速投与などの事故も予防できます。
私は大学病院から老健へ転職しましたが、大学病院で使っていた物品がないことに衝撃を受けました。今まで使っていたものがどれだけ使いやすかったかと思いました(笑)
大学病院では物品や設備により事故から守れるようにできているんだと思いました。
まとめ~新卒に大学病院で働いてよかった点~
- 教育に力を入れている
- 環境が整っている
振り返ると大学病院では資材などが整った環境でしっかり基礎を身につけられたのがよかったです。
大変なこともありましたが、私自身、大学病院で基礎を一通り学んでから老健へと転職しましたが、大学病院での勉強できる環境や支えてくれる先輩がいたから今の自分があります。
大学病院は他と比べると安心して学べる環境なので、看護師として成長するために上手に利用しましょう。
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