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2020年109回看護師国家試験、合格発表!で落ちた…これからどうするべき?

2020 4/26
2020年109回看護師国家試験、合格発表!で落ちた…これからどうするべき?

受験生がみんなドキドキして待っていた2020年看護師国家試験の合格発表がついにありました。

 

今回の国試で残念ながら落ちてしまったあなた!

さぞかし落ち込んでると思います。

いや落ち込んでいるどころではなく、もはや人生終わったと思わんばかりの絶望の中にいるかもしれません。

 

 

安心してください

看護師の国家試験に落ちたくらいで人生は終わりません。

 

 

ちなみに私が国家試験を受験した時、私の通っていた看護学校でも試験に落ちた人がいました。

 

合格は確実と思われていた成績優秀な人でした。

必修問題で、自分を信じて正しいと思ったほうをマーク。・・・が、試験の終了間際にやっぱり迷いが出てきて、最後の最後に一問だけ答えを変えたそうです。

 

それが運命の分かれ道でした。

 

最後に答えを変えていなかったら合格だったのに、変えたばっかりに必修問題を落として不合格になりました。

 

あの時自分を信じていたら・・・そう思うと、本当に悔んでも悔やみきれないと思います。

 

その人は社会人経験者で看護師を目指した人でした。

社会人から看護師になった人はわかると思うんですけど、社会人から学生になると、仕事でキャリアを積んでいく同年代の人に後れをとっている感じがして、少しでも早く仕事をしたいという気持があります。

なのでさらに1年足止めされるのかと思うと、本当に歯がゆい気持ちだったと思います。

 

でも焦ったり後悔しても、何も変わりません。

これから先のことを考えていきましょう。

 

 

大学受験だって、落ちて浪人が決定した受験生はかなり落ち込みます。

だけど、数年過ぎて後から人生を振り返ると、受験に失敗したことなんて本当に取るに足らないほんの些細なことです。

挫折を味わったこと、浪人して勉強に打ち込んでいた時期のことを、そんなこともあったなぁと懐かしく思う時がいつか必ずきます。

そしてそれは、消し去りたいような人生の汚点というほどの失敗ではないはずです。後から思い返すとほんと、些細なことです。

 

人生のちょっとした寄り道と思いましょう。

 

 

さてそれでは、国試に落ちたときにやらなければならないことを確認しておきましょう。

 

就職先に連絡

絶対に必要なのが、内定先への連絡です。

国家試験に落ちた場合、看護師資格がないので看護師として就職することはできません。

かなり億劫だとは思いますが、内定先へ、落ちた旨を報告して内定を辞退しなければなりません。

 

学校や親への報告

学校では学生が無事に国試に合格できたか心配しています。

電話するか、学校へ直接行くかして教員へ伝えるほうがいいでしょう。

 

就職のために引越予定があれば、予定のキャンセル

就職のために遠方へ引越予定の人もいると思います。

就職の内定取り消しに伴い、引っ越し関係のキャンセルもお忘れなく。

 

来年度の試験に向けての計画

気持ちが落ち着いてからでいいですが、来年度の試験に向けて独学でいくのか、予備校に通うのか考えましょう。

独学で合格する人ももちろんいます。

独学では不安な人は、予備校の利用も考えてみましょう。

 

学校に通わず独学で勉強する場合、来年度の国試の日程確認、出願などすべて自分でする必要があります。

毎年11月頃から出願開始となります。

出願期間が決まっているので、見落とさないように気を付けましょう。

 

就活

これもまだ先でいいのですが、新たに就職先を探す必要があります。

今年就職する予定だった病院・施設に1年遅れて就職するつもりでも、再度面接で選考が必要なこともあります。病院の人事部へ確認してみましょう。

 

新たに就職先の病院を探す場合は、自分で探すことになります。

ネットで調べたり、気になる病院のホームページから直接応募するなどの方法があります。新卒でも転職サイトを利用することもできます。

 

また、就職まで時間があるのでインターンの活用もおすすめです。

どんな病院か雰囲気を知っておくとモチベーションアップにもつながりますし、就職先選びに失敗するのを減らせます。

 

 

 

ちなみに余談ですが、私は看護学校を留年しました(笑)

私が留年している間、元クラスメイト達は実習を終え、国家試験に合格し、一足先に病院に就職していきました。

久しぶりにランチに行っても友人たちの看護師ネタについていけなくて、置いてけぼりにされたような寂しい思いをしました。

だけど今となっては留年したことも、そんなこともあったなぁ(*‘∀‘)なんていい思い出です。

 

 

もうひとつ、私の知り合いの話。

高校卒業してすぐ看護学校に進学したんですが、看護師国家試験で落ちました。

翌年、国家試験に再挑戦することもなくショップ店員など好きなことをして過ごしていて、もう看護師にはならないのかな~と思っていたのですが、30歳前になって突然、看護師になる!と言い出し受験勉強を始めて見事合格しました。

 

他にも私の友人には、大学時代に1単位足りず留年した人もいます(笑)

 

いろんな人がいますね。

 

 

国家試験に落ちた。

ショックなことだけど、この際自分を見つめなおす期間として有意義に使ってみてはどうでしょうか。

看護師になる前にいろんな経験をしていると、案外役に立つこともあります。

 

 

看護師のいいところは、学校を卒業して受験資格を得たら、いつでも受験できるということです。

中には弁護士のように、資格試験を受験できるのは法科大学院を卒業してから5年以内、受験は5回までと決められている資格もあります。

 

それと比べたら看護師は何回でもチャレンジできるんだから、いいと思いませんか?

 

 

ま、そんなわけで気楽にいきましょう~

 

 

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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