この記事は、現在カナダに移住している「#ロッカーにサージカルテープ貯めてるの私だ」さんが、看護師を辞めてワーホリに行くまでの経緯、どうやって英語を勉強したのか、などなど海外をテーマにして書いた連載記事です。
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②留学を決意するまで編(←今ココ)
③留学を決意して退職編
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④英語学習で大事なこと【前編】
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⑥英語学習で大事なこと【後編】
⑦英語学習【特別編】英語の間違いがおこる理由
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⑧ワーホリ仕事探し編
⑨ワーホリで人生は変わります。海外に出て気づいたこと
英語を使う仕事に興味のある人はこちら↓
~以下、本編へGO!!!~
ナースの皆様、毎日お仕事お疲れ様です。
北国在住の私は雪が大好きです。
豪雪地帯に住んで早数年。今年の冬にやっと!スノーボードデビューしました!!私にとって一大ニュースであります。19年ぶりにウィンタースポーツを克服しました。
高校生の冬休み、スキー場でコースを外れてフェンスにぶつかり骨盤骨折しました。
動けなくなっているところをレスキュー隊によってスノーモビルの荷台に載せられ下山、そして救急車で町の病院に搬送され二週間入院。退院後はさらに二週間自宅で寝たきり生活を経てやっと復学できました。
入院生活では本当にたくさんの方にお世話になり、それが看護師を目指すきっかけとなりました、と言いたいところですが真逆でした。高校生だった私は絶対に看護師になりたくないと思ました。
私が看護師を目指したきっかけ
そんな私が看護師を目指そうと思ったきっかけはとても単純です。
高校三年生の春、特にやりたいことがなかったのでとにかく就職に有利な資格が取れる分野に進みたいと思い、高校教師だった父親の助言もあって「じゃ、看護で」と進路を決めました。
そしてなるべく受験勉強をしたくなかったため、自宅から近く受験科目が1科目だけだったという理由で「じゃ、短大で」と学校を選びました。
看護師になることに全く思い入れがなかったため実習の厳しさは完全に騙されたと思いました(笑)
けれど無事卒業し奇跡的に国家試験に合格し、看護師としての道を歩み始めました。就職先もこだわりがなく、たった一つの条件が
「じゃ、夢の国の近くで」でした。
看護師新人時代
激動の新人時代も乗り越え、仕事にも慣れてプライベートも充実させられるようになって数年。
同期は結婚で離職したり、保健師として働き始めたりとそれぞれの人生を歩んでいきます。お金には困らないし仕事も頼られることが増えそれなりにやりがいもありました。
当時私の働いていた部署は看護師としては珍しく、希望しない限り異動がありませんでした。10年以上はもちろん、20年近く同じ職場で勤務している方がたくさんいらっしゃいました。
学生時代は進学で自動的に環境が変わりましたが、社会人となり今後は自分で選択していかなければなりません。かといって他の病棟や系列病院に異動したいという気持ちは一切なく、疑問を抱きつつも
「じゃ、このままで」
とりあえず続けることにしました。
初めての海外旅行で転機がやってきた
根が単純な私に転機はあっという間に訪れました。
初めての海外旅行です。
映画を見てずっと憧れていたアメリカ・ニューヨーク。
毎日が楽しく、日本に帰りたくない、ここに住みたい、そして英語をもっと勉強したいと初めて思いました。
先述にありますが学生時代は勉強が好きではなく、英語も全くできませんでした。ニューヨーク滞在中も最低限の中学英語のみで乗り切りました。
もっと話せたらもっと楽しいだろうな。
そう思ったら最後、単純な私はどうやったらニューヨークに住めるのかを本気で考えました。そしてすぐに答えを見つけました。
「じゃ、留学で」です。
きっかけは何であろうと一度決めたら途中でやめない性格です。
その年の異動希望で躊躇なく退職を選びました。暇さえあれば留学情報を探しました。
頭の中ではすでにニューヨークで看護師として働くこところまで進み、
『看護師 留学』
『看護師 英語 仕事』
『看護師 就職 アメリカ』
どんどん夢が膨らんでいきます。
アメリカ留学への道は厳しかった
やる気に満ち溢れた私はインターネットで見つけた留学会社に相談に行きました。
そこはイギリスの看護留学をサポートする会社でしたが、英語圏に留学できるなら正直どこでも良かったのでとにかく行動に出ました。
結果、一瞬で戦闘力がゼロになりました。
語学力・予算と大打撃を受け、『仮に』十分に語学力がついたところで今度は看護師になるために大学に編入する方向へ話は続きましたがほとんど覚えていません。ところが、
「カナダであればこの半額くらいですよ」
え、カナダってアメリカの隣の?半額?
「じゃ、カナダで」
捨てる神あれば拾う神ありです。
こうも簡単に私の新天地は決まりました。
あまり物事を深刻に考える性分ではなかったので(今もですが)進学も就職も留学もふざけていると思われるほどあっさり決めていますが、全て実話です。
しかし理想とは違っても別にやめるわけでもないので不思議だと言われますし、自分でも思います。
余談ですが冒頭に書いたスキー場のフェンス、前年までは設置されておらず崖に落ちる人が続出だったために急遽設置されたそうです。
ということは一年タイミングがずれていたら私も…です。ボーっと生きている場合じゃないですね。
この記事を書いた人
ニックネーム:#ロッカーにサージカルテープ貯めてるの私だ
一言:日常でオペ室ネタを誰にも理解してもらえません
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