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看護師だった私が海外移住することに⑧~ワーホリ仕事探し編~

2020 4/26
看護師だった私が海外移住することに⑧~ワーホリ仕事探し編~

ナースの皆様、いつもお仕事お疲れ様です。

今回のテーマはワーキングホリデーです。

目次

短いワーキングホリデー。有効活用するには

私は留学をきっかけにカナダ・モントリオールに行き、現地で彼氏ができたのでもう一年チャンスがあるなら住みたいと思いカナダのワーキングホリデービザを取得しました。

看護師がワーキングホリデーでカナダに入国する際、入国審査で「看護師として働かないように」と注意されることがあるそうです。(語学力の低かった私は心配されなかったのか未経験です。)

免許が違うので語学力が十分でも看護師としては働けないのですが、看護師経験が活かせる仕事はあります。(カナダ以外の事情が分からないので各国の情報はご自身でお調べください。)

ワーホリビザの期間は一年と決まっているので、せっかくならばできるだけ長期間働きたいですよね。

もちろん語学学校にも通えますし、一切働かずに国内外旅行ばかりでも問題ありません。

しかしビザの残り期間が半年以内になると仕事が見つけづらいと言われているため、カナダでは観光ビザで入国し、半年間語学学校に通った後にワーホリビザに切り替えて一年間仕事をする方が多いです。

カナダのワーホリ

年齢制限は『30歳まで』とする国が多いですが、ビザの承認が下りる条件が「30歳の誕生日1日前まで(つまり29歳のうち)」もしくは「31歳の誕生日1日前まで(つまり30歳のうち)」の二通りがあります。

カナダは後者です。

ビザが下りてから1年以内に渡航しなければならないのですが、うまくいけば32歳の誕生日直前までその猶予があるということです。

ワーホリで看護師資格を活かせる仕事

ワーホリで看護師資格を活かせる仕事を紹介していきます。

1.ベビーシッター

さて、一つ目看護師経験が活かせるお仕事はベビーシッター/ケアギバー/ナニーです。

主に現地の家庭で子供や高齢者のお世話やお手伝いをします。

「経験者のみ」という募集が多いのですが、実際この3つの経験はなくても看護師経験というのは信頼が大きいので、経歴を話してみると意外とすんなり仕事が決まったりします。やはりアレルギーや事故などの緊急事態に任せられるという安心感があるのでしょうか。

私は二箇所でベビーシッターをしました。

そのうち一つは「看護師経験者のみ」という募集でした。

乳児期から脳腫瘍で手術、抗がん剤治療を繰り返している男の子のお世話をしました。

求められる語学力に関しては家庭によって違います。カナダ人家庭であれば会話は全て英語ですし、電話連絡も必要となるので直接話すよりも難しいです。

完璧でなくてもやはりそれ相応にコミュニケーション能力は求められます。

常に英語を話す環境になるので自分の語学学習のためには最適だと思います。

逆に日本人のいる家庭であれば、普段は子どもの日本語教育のために日本語のみを話して欲しいと言われたりします。

しかし忘れてはいけないのが緊急時に責任を負うことになるということです。警察、消防の要請など緊急時に英語で対応が必要となる場面もあります。

2.飲食店

次に多くのワーホリ経験者が一度は通る(?)飲食店です。

一見何も関係ないようでここでもナースという肩書きは役に立ちます。

責任感がある、マルチタスクが得意、サービス業繋がりでお客様への気配りができる、立ち仕事に慣れている、変則的なシフトにも対応可能、などポジティブに捉えられることが多いです。

思い切って日本にいる時とガラッと環境を変えて飲食店で働いてみることも新鮮で楽しいです。

飲食店とは言っても様々なポジションがあります。

皿洗い専門のスタッフから、調理担当、そしてホールスタッフです。

余談ですが真面目に働く日本人はワーキングホリデーでもオーナーの信頼を得て昇進してマネージャーを任されるというケースもあります。

自分たちが普通にやっていること(時間を守る、職場のルールを守る、仕事中に座っておしゃべりしない、等)が海外では素晴らしく勤勉とみなされるそうです。

そして肝心の求められる語学レベルですが、ホールスタッフとして働くにはビジネスレベルとはいかなくてもしっかりとネイティブとコミュニケーションが取れることが必要です。

北米ではチップが発生するので語学に難ありでは良いサービスができません。

調理スタッフや皿洗いスタッフは場所によりますが、全く語学力ゼロでも受け入れてくれるところも数多くあります。

しかしそれではなかなか語学が伸びないのも現実です。

その他の仕事でも看護師資格は役に立つ

結論として、ワーキングホリデーでもナースという肩書きはとても強いです。

私が書いた以外でもファームステイ、ツアーガイド、日本語教師、清掃など職種は様々です。

数ヶ月ごとに街を移動しながら過ごすもよし、気に入った街で長く生活するもよし、人生の中で本当に貴重な経験が出来る一年です。

英語圏ではニュージーランド、カナダ、オーストラリア、イギリス(正確にはワーホリビザではありませんが2年間有効のワークビザ)が人気ですが全ての国を制覇される方もいます!

ワーホリはあくまで『その国に住んで言語や文化を学びながらアルバイトで生活費を稼ぐ』が目的なので、キャリアにはなりません。

しかし看護師の場合ブランクがあっても帰国後の職探しには困らないので、わたしがもしまだ20代前半であれば25歳までにお金をためて、出来るだけ多くの国にチャレンジしたいですね。

まだチャンスがある方は是非考えてみてください。

この記事を書いた人

ニックネーム:#ロッカーにサージカルテープ貯めてるの私だ

一言:日常でオペ室ネタを誰にも理解してもらえません

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看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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