MENU

初めての入院と手術。患者から見た看護師【感謝のメッセージ】

2020 5/11
初めての入院と手術。患者から見た看護師【感謝のメッセージ】

患者さんが病院でどんなふうに感じているか、知っていますか?
この記事は看護師への感謝のメッセージです

看護師の皆さんへ

毎日のお仕事おつかれさまです。

先日、生まれて初めて入院し手術を受けました。看護師さんのお仕事は、多くのドラマでも拝見していますし、看護師の友人もいるのである程度想像してはいたものの、実際に看護を受けてみて初めて知った気持ちや驚きがあったので、ぜひ伝えたくメッセージを書かせていただきました。

まずはじめに感激したことは、看護師や医師の皆さんにとっては私が受ける予定でおりました比較的低リスクの手術は、おそらく週に何度もあることにもかかわらず、生まれて初めて手術を受ける私の不安な気持ちを察し目線を合わせてくださったことです。

私は全身麻酔も、お腹を切ることもすごく不安で…しかもコロナウィルスの感染拡大防止のため家族や友人の面会も叶わず1人で過ごす入院生活、テレビを付けてもコロナウィルスの悲しい話題ばかりで沈んだ気持ちでおりました。

けれども、病院では毎日いくつもの手術が行われているし、私なんかよりももっと重い病気で苦しい治療を続けている患者さんや、命に関わる不安な日々を過ごしている患者さんがたくさんいることも理解していたので、看護師の方や医師の方に必要以上の手間や心配をかけないよう涼しい顔で過ごすよう努めていました。

そんな強がった患者に対しても、手術の前日には病室でベッドの横にかがんで目の高さもしっかり合わせてくれて忙しい様子も見せずにゆっくり丁寧に手術当日と翌日、その後の入院生活について説明してくださいました。その時の看護師の方の瞳が今でも忘れられないくらい心強く感じられ、勇気をもらえるものでした。

手術室の前で別れた時に「終わった後もわたしがサポートしますからね、待ってますね。」と笑ってくださり、恐怖で震える心を救っていただきました。

家族でも友人でもない人の言葉がこんなに嬉しく勇気がもらえるなんて、私はこれまで知りませんでした。

術後、痛くて眠れない夜や思うように体が動かない日がほんの数日あるだけで、頭では一生続くわけではないしばらく我慢すれば回復するとわかっていても、どうしても心は弱くどうにも不安な気持ちになってしまうものでした。

検温に来てくださる看護師さんの笑顔や夜中に様子を見に来てくださる気配や優しい声色にこんなにほっとできるとは。

大げさな表現ではなく、看護師の方たちは太陽のような存在でした。

このことを看護師の友人に話したところ、彼女にとって当たり前の仕事に対して患者さんがこんなに感激してくれているとは思わなかったと言っていました。

皆さんの毎日のお仕事が、どれほど患者の支えになっているか、心を灯してくださっているのかを1人でも多くの看護師の方に知ってほしいと思い、この機会をお借りしました。

命は体と心で成っていると思います。元気になりたい、明日も生きたいという心が、体を支え回復を進めるのではないかと思います。

私たちの健康や命に看護師の皆さんのお力が不可欠です。

医療のスキルにとどまらず、人の心に光を灯すパワーまでを持つ皆さんを、これからも多くの人が頼り救われていくことと思います。

皆さんが居てくださるから安心して医療が受けられます。
いつも本当にありがとうございます!

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

コメント

コメントする

目次
閉じる