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コロナで頑張る医療従事者へ、感謝の気持ちを伝えたい

2020 5/12
コロナで頑張る医療従事者へ、感謝の気持ちを伝えたい

コロナで医療者の差別もニュースになる中、そんな人達ばかりではないと知ってもらいたいと、とある男性が医療者に向けてメッセージを書いてくれました。

看護師のみなさまへ

はじめまして、私は宮崎県宮崎市に住む30代の男性です。

このたびは医療の前線で仕事をされているみなさまへ、私なりの気持ちをお伝えしたく思い、このメッセージをおくらせていただきました。私自身はスポーツ関連の仕事をしており、医療現場に直接関わることはこれまでほとんどありません。

ですので、みなさまの仕事観や現在の状況などは人づて・メディアづてでしか知ることができませんが、今回の感染拡大が現場で働くみなさまをはじめ、多くの人へ影響を与えていることを鑑みて、拙い文章ですがせめてもの気持ちをお伝えさせて頂きたく思います。

 私の住む県はコロナウイルス感染者数が少ない地域です。最後の感染報告からもうすぐひと月が経とうとしています。ですが病院に勤務する知人には「これ、いつごろ終わりそう?」などと聞くことはできません。

みなさまにも、目には見えない病気が自分や家族に襲いかかってくるかもしれないという怖さはあるのではないかと思います。

いまだ終わりの見えない病気の渦の中で、自身も自粛生活を強いられながら不安とストレスを抱えていけば、仕事などできる精神状態でない朝もあるかと想像します。休職・離職して自宅にこもる人がいても、看護師さん、医師、ほか病院に関わる人たちだけが同じ選択をしづらい状況も不公平だと感じています。

私にはみなさまに辞めてもいいじゃないとも、なんとか頑張ってほしいとも言えません。

重症の方や、遺族の方々とお会いしたこともない私には、みなさまの今のつらさを正しく理解することができないからです。ですが現状において比較的穏やかに暮らせている人たちの生活は、間違いなくみなさまが作ってくださったものだと思います。私の家族や大切な人は、まだ誰ひとり病気にかかることなく、健康に暮らせています。

本当にありがとうございます。

今回の経験から看護師を目指したいと考える若い人たちも、これからは現れるかもしれません。

若者でなくとも病気との正しい闘い方をよく知って、みんなが備えていかなくてはなりません。みなさまの経験と知識が、今後もみんなを守っていくことになるのではないかと感じています。ですので、みなさまもお体に気を付けて生活をおくることができるよう、お祈りしています。

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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