行かずに済むなら行きたくない、でもそんな訳には決していかない「病院」
いい大人になっても、歯医者、注射など苦手なことは沢山あります。
大体においてドクターは、威厳ありげでちょっとだけコワいイメージのことが多く。
そんなとき、男女問わずやさしい看護師さんがいらっしゃるだけでとても「ほっと」します。
医療的な処置の多くをして下さるのはドクターですが、かけて頂く言葉とか、ちょっとした気遣いとかがとてもとても有り難いですね。
痛みや辛さが、温かい言葉をかけて頂くことにより、かなり和らぐ気がします。
看護師さんにはドクターと同じくらい、病院に必ずいて欲しいと痛切に思います。
昨年暮れ、自転車で転び、左手首を骨折しました。
今迄の人生の中では三本の指に入るくらいの大けがです。
幸いにも、午前中の診療が終わるぎりぎりのタイミングで診てもらえることになりました。
受傷直後のため、ちょっと動かすだけでも飛び上がる程に痛いツラい状況でした。
問診⇒レントゲン室⇒ドクター診察⇒整復と保定、と、激痛に耐えながらあちこち動き回らざるを得ない状況下で。
「痛いですよね。ツライですよね。ゆっくりでいいですよ。あっ荷物はもちますからそのままで」と、男性看護師さんに優しく声をかけていただき、フォローも沢山していただきました。
予約なしに午前診療終了間際に入ったので、さぞかし忙しかったであろう中でも、丁寧に対処していただけました。
痛みと不安でナミダが出そう、心が折れそうなメンタルがかなり、かなり救われました。
ドクター診療あと、なんとか「手術ではなく、ギブス保定と通院」で治せそうとのお墨付きが出た際は。
別の女性看護師さんにも「本当によかったですね。手術にならなくて。これからしっかり治していってくださいね」と温かい言葉をかけていただきました。
ほっとしたのもあり、思わず落涙…。
その後の定期通院でも、お忙しいなかでも「その後、調子は如何ですか」と声をかけてくださります。
不慮の怪我をした場合は、対処に頭が回らずオロオロもしますし、怪我の痛みと自分の身体がどうなっているか?の不安でいっぱいです。
こんな時には、看護師さん達がかけて下さる言葉やケアの一つひとつが本当に嬉しくありがたいですね。
今はコロナ禍で、医療現場はそれは大変なことになっているのを、ニュースなどで見てひしひしと感じます。
看護師さん達は動き回らなくてはならないから、今迄以上にご多忙ですよね。
心身ともに疲弊されておられるともお察しします。
私たち患者側は看護師さんやドクターに助けていただきますが、看護師さんたちなど医療提供側も何か救いになるものが欲しいですよね。
私たち、診療を受ける側には、
「本当にありがとうございます。皆さまがいらっしゃるから私たちは健康ケアができます。
元気にしていただけます。
仕事をして下さることに心から敬意と感謝を捧げます。
どうかご自分の心身を労り、栄養のあるものを召し上がり、睡眠を可能な限り取ってください。応援しています!」
という、言葉をかけること、自分のフィールドからエールを送ることしかできませんが。
私は、音楽関係の仕事をしているので、医療関係者の皆さまに、お礼をこめて微力ながら何か発信できたらと考えてます。
看護師の皆さま、あなたたちのおかげで、数えきれない人達が、どれだけ心強い気持になれているか…かけがえのない仕事をしてくださり、心からありがとうございます!
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