毎日大変な中、笑顔で頑張ってくださっている看護師のみなさんへ。
2年前に突然吐血して救急車で運ばれた父。重度の肝硬変と肝臓癌を告げられ頭が真っ白になったあの日。先が見えなくて崖の底につきおとされたような感覚。
ショックで手が震えて書類が書けない母の背中を「大丈夫ですか?」と優しく声をかけながらさすってくださった看護師さん。
それからも何度も入退院を繰り返す父の入院中に毎朝元気に「おはようございます!」と声をかけてくれ「今日は顔色いいですね、よかったー!」と明るく言ってくれていた看護師さん。
夜中に何度も覗きにきてくれた看護師さん。
ほんとにたくさんの看護師さんに支えていただきました。
一番印象に残っているのはまだ新人さんで、血管がかなり細く難しい父の点滴の針を時間をかけて入れてくれながらもうまく行かず「ごめんなさい」「痛いですよね」と謝って一生懸命頑張ってくれた看護師さん。
うまく入ると「やったー!入ったー!よかったー!」と無邪気に喜んで、そんな姿を父はうれしそうに見ていました。
ベテランですんなり、点滴が入る看護師さんももちろんいいけれど失敗しても一生懸命で笑顔で明るく対応してくれる彼女が私たち家族も大好きでした。
父は頑固で短期ですが、失敗が多くても明るく一生懸命な彼女のことは怒ったことはなく、むしろ可愛く思っているようで、検温や血圧測定にくるのを楽しみにして、からかっては冗談を言い合いよく笑っていました。
退院する日の朝、数日お休みだった彼女が出勤してきて「お世話になりました」というと
「えっ?!退院ですか!?本当ですか??やったー!よかったー!」と拍手しながらほんとに喜んでくれた彼女。
患者本人にとっても、家族にとっても看護師さんの細やかな優しさや笑顔は本当に支えになります。
病気を直接治療してくれるのは医師かもしれませんが、患者や家族の心を元気にしてくれるのは看護師さんなんです。
本当に本当に感謝しています!!
いつもありがとう。
これからも、毎日毎日大変だけど体に気をつけて頑張ってくださいね。
ちなみに絶望感でいっぱいだった私の父は今も病気と戦いながらも元気で毎日を過ごしています。
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