毎日頑張っている看護師さんたちには感謝と尊敬の思いでいっぱいです。
私は幼い頃、病気がちでしょっちゅう病院通い、入院も経験しました。体調が悪い中、病院へ行くのは嫌でたまりませんでした。しかし、そんな中でも看護師さんたちには優しく接してもらったことが記憶に残っています。
診察の後、点滴になってしまったときに、ドリンクを買ってきてくれた看護師さん、やさしく微笑んで声をかけてくれた看護師さん。他にも、病棟に飾ってあるキャラクターの絵の数々は、看護師さんたちが飾ってくれたのかな、と思っています。
入院してしまったときのことです。母が帰ってしまっているときに、「トイレに行きたくなったらこのボタンを押してね」と言われ、ドキドキしながらボタンを押したときに、「今行くから待っててね」と、やさしい看護師さんの声が聞こえてきたときの安心感はとてつもないものでした。
看護師の仕事は決して楽なものではないと思います。3Kと言われるようなきつい仕事でしょう。
そんな看護師であるあなたは、患者さんを毎日、毎日救っています。たとえ患者さんからひどい言葉を浴びせられても、患者さんが亡くなってしまっても、あなたのしている仕事は尊いものです。
看護師という仕事を通して、あなたはあなたでいられる。あなたが歳をとったり、病気になったりしたときに、看護を受ける立場になるときがくるかもしれません。
あなたはそのときに出会う看護師さんより、一回りも、二回りも成長した看護師先輩になっているはずです。きっと、見える世界が違ってくるはずです。
もっと楽な仕事、沢山あると思います。でも、最初にあなたが看護師を目指そうと思ったきっかけを思い出してください。国家試験前の勉強を思い出してください。
看護師さんがいることで、病院は成り立っています。あなたは仕事を通じて社会に甚大なる貢献をしているのです。どうか、そのことを忘れないでください。数年後、もしくは数十年後に振り返ったときに、きっとあなたの中に、看護師の仕事を続けてきた軌跡が残り、あなたを支えてくれることでしょう。
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