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入院した祖母から見た看護師

2020 5/26
入院した祖母から見た看護師

私には今年86歳になる元看護師の祖母がいます。祖母は昨年の夏に病気で入院しました。

祖母は自分が元看護師ということもあり、看護師の方に迷惑をかけるような言動はしたくないと思っていました。

なのでつらい時や痛い時も極力言わないようにしていたと。しかし、看護師の方はいつも祖母の気持ちに気づいてくれたそうです。

入院中お風呂が入れない時は丁寧に体をふいてくれ、トイレに行く時もサポートしてくれました。

排泄の時はドアを閉めてそっとその場を離れてくれました。祖母が恥ずかしい気持ちにならないようにと思いやっての行動だと思います。

点滴を打つのは大変な仕事だそうですが、嫌な顔せず何度もやってくれました。

日勤の看護師の方は夜勤の看護師の方に祖母の連絡事項をしっかり引き継いでくれていました。

一つ一つの行動がきめ細かく、祖母はとても感動したそうです。

看護師の方は、かゆいところに手が届くような存在で、いつも上からではなく対等な目線で話をしてくれました。

祖母は、その後も入院したのですが、「ここの病院は優秀な看護師の方がいるから入院するとなんだかほっとする」と言っていました。

私は祖母の話を聞いて、看護師の方の行き届いたケアに感動しました。また、これだけ多くの時間を患者と過ごしていることにも驚きました。

祖母は、自分は恵まれた患者だったと言っていました。その理由は素敵な看護師さんに出会えたからだと。

この言葉を聞いて、病院の印象を決めるものは、お医者さんではなく看護師の方にあるのではないかと思いました。

お医者さんの存在ももちろん大切ですが、それ以上に看護師の方にお世話になったことが強く印象に残っているようでした。

誰よりも患者の気持ちに寄り添い、長い時間を共有する看護師こそが病院の主役なのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響で、看護師の方も大変な日々を送っているかと思います。本当に、本当に、いつもありがとうございます。

いつも頑張っている看護師の方にこれだけは知ってもらいたいです。患者は看護師の方にしてもらった恩をずっと覚えています。

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

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