MENU

看護師を辞めたいと何度も思った。思い描いた看護師と違うことに気づいた私の体験

2020 5/26
看護師を辞めたいと何度も思った。思い描いた看護師と違うことに気づいた私の体験

毎日お仕事おつかれさまです。

看護師のお仕事を辞めたいと思っている方、 同じ看護師として辞めたい‘と思う気持ちがすごくよくわかるので、少しでも力になれたらいいなと思います。

先輩面をしたり偉そうなことを言うつもりはありません。同じ目線でお話を聞いていただけたら嬉しいです。

わたしも働いている中で辞めたいと思うことが何度もありました。
新人の頃はもちろん、経験年数を重ねていく中でもです。

辞めたい理由も人それぞれ、いろいろとあると思います。

人手不足の環境で、労働環境が辛かったり…

人間関係に悩んでいたり…

責任を重く感じてしまって押しつぶされそうになったり…

生死にかかわる場面が多くてこころが疲弊してしまったり…

夜勤などの不規則勤務でからだが辛くなってしまったり…

わたし自身が辞めたいと思った理由も書ききれないほどたくさんあります。

命に関わらない他のお仕事をしてみたいな、看護師は辞めて、全然違う世界の仕事をしてみようかなと思うこともありました。

それでも、今も看護師として仕事を続けられているのは、働き方を見つめなおし、自分に合った職場を見つけられたからだと思います。

わたしは、生命に関わる責任の重い仕事をする中で、人手不足もあり、バタバタとした日々の業務をこなし、疲弊をしていく自分を感じながらもなんとか仕事をしていました。

担当患者さんも多く、ひとりひとりの患者さんと十分に関わる時間も取れず、「ちょっと待っててくださいね。」と患者さんを待たせ、要望に対して優先順位を決めながら対応しなければならない環境にジレンマを感じながら仕事をしていました。

そんな日々の中、看護学生時代の教科書等を整頓しているときに、クラスメイトのそれぞれの看護観についてのレポートをまとめた冊子を見つけ、じぶんがかつて書いたレポートを久しぶりに読みました。

そこには【患者さんとのコミュニケーションをいちばんに大事にした看護をしたい】と書いてありました。

そのときのじぶんはというと、思い描いていた看護師像とはかけ離れた働き方をしていたことにはっと気づきました。

このままでは何年も看護師を続けることはできないと感じたわたしは、自分のなりたい看護師像が叶えられるような職場を探し、転職しました。

今は、ゆっくりと患者さんと目線を合わせてコミュニケーションをとり、 思いに寄り添った看護ができるような職場で働いています。

いっぱいいっぱいになりながら働いていたころとは違って、仕事が充実したことで、プライベートも充実した気がします。

今、働いている環境が辛くて看護師を辞めてしまおうと思っている方は、今一度原点に戻って考えてみるのもいいかもしれません(^^)

この記事を書いた人

看護師として働きながらWebサイトを運営しています。自分らしく働くことを応援しています。

コメント

コメントする

目次
閉じる